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サカヲタ。
小学生からサッカーを愛して今に至る。
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うぉらっしゃああああああああ!祝・今季初勝利。
チームにとってなんと275日ぶりになる白星はロスタイムに転がり込んできた。
いやっほおおい!

―ダイジェスト―
 学生の身で1ヶ月に2つの「飛行機や新幹線を使わなければいけないような土地」への遠征は正直キツい。別に貯金がまるでないわけでもないが、そうそう親にも頼っていられない御時世である。というわけで今回は現地ではなく、スポーツバーでの観戦。来週見に行くんだから、ガマンである。

 前日カズを生で見てから、札幌へ単身赴任となる関東サポーターの送別会もといアウェイ決起集会(今年すでに3度目)をやり、1次会の焼肉の後2次会、そして3次会で徹カラというハードワーク(主に肝臓)をこなしたこともあり、あまり良くない気分でフットニック大崎店へ向かう。去年はJ1だったのでまあどこのスポーツバーでもある程度やってくれていたのだが、今年はJ2なのでそうはいかない。このようにJ2を放送してくれるバーを大事にしたい。幸いJ1が土曜メインで、J2が日曜メインであることもあり、今のところ2試合とも札幌の試合は放送されている。いつもならヱビスを頼むところだが、肝臓をこれ以上酷使したくもないし少々胸がムカムカしていたので、グレープフルーツジュースにした。うまい。今後もこれにするかもしれない。

 さて試合である。
今年石崎監督は「ホームとアウェイの戦い方を変える」などということを言っていたが、それはあくまで理想論であって、まだホームの戦い方すら固まっていない現状ではそこまで出来ないのではないかと思っていた。しかし、監督はスタメンのシステムでもって「変える」ことを明言したのである。というわけでスタメンはこうなった。



 スカパーのスタメン表では4バックになっていたが、実際には3バックだった。3-4-1-2で、右サイドが少し下がり気味、という形だったように見えた。アウェイではホームより守備的で、勝ち点を1は取って帰るサッカーをする、というメッセージが見えた。同時に、キリノが宮澤とどういうコンビネーションを取れるか、両サイドの2人がどの程度攻撃に絡んでいけるかにも注目である。対する鳥栖は4-4-2のボックス、トジンという新外人と島田というトップ下的なMFが肝である。

 試合は鳥栖ペースで始まる。鳥栖のプレッシングはすさまじく、札幌の攻撃の核であるクライトンに密着マークが付き、クライトンがなかなか前を向けない状態が続く。そしてボールを奪い前への速い攻撃。ソンファンと吉弘が集中して守り、シュートは多く撃たせないが札幌は攻撃できない。どこかで見たことがあると思ったら、この鳥栖の戦い方はちょうど07年の札幌に近い。ラインをある程度低くしながらもしっかりと守り、そして縦へ1本のパスでチャンスを作る。そういう意味では過去の自分たちとの戦いとも言えるのかもしれない。そして、たとえホームであっても守備的に引かれるあたり、札幌が今年は「格上」のチームとして存在することを感じた。

 15分頃から札幌もプレスに対応、速いタイミングでパスを回しながらチャンスを作り始める。16分には上里がCKのこぼれ球を強烈なボレーシュート。この当たりから札幌はPA外からでもどんどんシュートを撃つことで、相手のDFラインを上げてキリノに裏を狙わせるという姿勢が見え始める。そして鳥栖は攻められない状態が続く。20分にはクライトン、西とつないでダニルソンが強烈な左足シュート、25分にはダニルソンの大きな展開からDFの西嶋が上がってきてミドルシュート。これら3本のシュートはいずれも枠内に行っており、今年の札幌の「ミドルシュート」は大きな武器となるであろう。そのほかにもサイドで藤田が大きくフリーとなっており、何本か良いクロスが上がるが得点には結びつかない。

 30分頃からは鳥栖も反撃、島田のスルーパスから廣瀬が抜け出すも、シュートはサイドネット。35分にはダニルソンがボールを奪われ、鳥栖がサイドへ展開、島田のクロスからトジンが落として山田卓也のシュート、しかし大きく上へ。完璧な形だったが、鳥栖は決めきれない。結局0-0のまま前半は終了。

 後半は五分の展開でスタート、札幌は右サイドの藤田が基点となって攻撃が始まるが、シュートには結びつかない。鳥栖もトジンが突破を見せるが、札幌DFは集中して守る。しかし試合はここから徐々に鳥栖ペースとなっていく。67分には佐藤優也がキックミス、島田がボールを奪い中でドフリーだった廣瀬へ、しかし廣瀬の左足のシュートはなぜか大きく枠外へ外れてしまう。直後にもトジンから島田へ、島田は強引に突破し、GKをかわすが後ろから押したとして島田にファールの判定。80分には札幌CKのこぼれ球を奪い鳥栖が一気にカウンター、CKをもぎ取り、このCKの流れから鳥栖左SBの磯崎がすばらしいクロス、詰めていた飯尾が太ももで押し込むも、ボールは逆サイドのゴールラインを割る。

 前半の山田のシュート、後半の廣瀬のシュート、そして飯尾のシュート。この3つの「超」が付くような決定機で1つもゴールできなかったことが、結果的には鳥栖の首を絞めたといえる。J1に昇格するようなチームであれば3つのうち2つはゴールになっていたはずであり、このあたりが鳥栖がいまだにJ1に昇格できない、そしてJ1とJ2の大きな差である。しかし札幌は助かった。ビバJ2!

 命拾いした札幌、反撃がすぐさま得点に結びつく。86分、上里→石井→西とダイレクトでつないで藤田が右サイドを駆け上がり、逆サイドへクロス。走りこんできた砂川がダイレクトで右足ボレー!これが見事にゴールに突き刺さって、札幌が先制。J1でもなかなか見られないようなスーパーゴールで札幌の勝利は確定かと思われた。しかし、鳥栖の反撃がすぐさま結果に結びつく。直後の88分、ゴール前でソンファンが相手を倒したと判断され(ふざけんなジョージ!)、このFKを島田が見事にねじ込む。こちらもJ1クラスの素晴らしいFKだったが、札幌は同点に追いつかれてしまう。

 しかし、J1で1シーズン揉まれた札幌のメンタルはそこで落ち込まなかった。直後に反撃、クライトンがCKを獲得し、上里がCKを蹴る。中で飛び込んだキリノのヘディングシュートがゴールネットを揺らし、札幌が劇的な展開で再びリードを奪う。もう鳥栖に反撃する力は残っていなかった。そのまま試合は終了し1-2、札幌が見事に勝利した。

スタッツはこちら

―採点(コンサ以外は目立った選手のみ。10段階評価で5.0が平均、0.5点ごと)―

先発
GK佐藤 5.0…相変わらず危なっかしいミスをする。失点は責任ないが。
DFチョウ 6.5…札幌が今攻撃的に出ても守備面で崩壊していないのは彼のおかげである。すばらしいロングフィードも見せた。
DF吉弘 6.0…前の試合同様、目立つことはないが堅実な守備を見せた。
DF西嶋 6.0…守備にも攻撃にもよく走った。素晴らしいミドルシュートもあった。
MF藤田 6.0…一度中に切れ込んだドリブルがよかった。ああいうのももっと見たい。
ナイスアシスト。
MFダニルソン 5.0…ミドルはよかったが、単純なミスでボールを奪われすぎだった。
途中交代も当然、もっとシンプルに展開してほしい。
MF上里 6.5…大きなチャンスにはつながらなかったが、大きな展開で視野の広さを見せてくれた。素晴らしいミドルもあり。ナイスアシスト。
MF西 5.5…前半最初のチャンス以外はほとんど目立たなかった。もっと目立てると思うぞ大伍。
MFクライトン 6.0…きついプレスの中よく頑張った。これからも頼みます。
FWキリノ 6.5…祝・来日初ゴール。みんな待ってた。ゴール以外も動きのキレあり。
FW宮澤 5.5…1戦目と同様、判断のスピードがまだまだ。ボールキープは頑張ったが。

途中交代
MF砂川 7.0…この日のMOM。スーパーゴールである。あんなのを撃たれてしまってはブッフォンでも無理だろう。
FW石井 5.5…宮澤との交代だったが、同じく存在感を発揮することは出来ず。もっと前で勝負したい。

その他
鳥栖MF島田 6.5…鳥栖のMOM。素晴らしいFKだけではなく、鳥栖の攻撃のほとんどが彼を経由していた。
鳥栖FW廣瀬 5.0…外しちゃいけないものを2回外した。
鳥栖FWトジン 5.5…能力はあると思う。チームにまだまだフィットしていない。

―戦評―
 札幌と鳥栖、どちらも「J2のチーム」らしさが随所に出た試合であった。しかし、メンタル面、技術面でややJ1に近かった札幌が勝利する、劇的だが、妥当な結末となったように思う。鳥栖は決定機を後半だけで3度、そのほかにも多くのチャンスを作りながら、シュートが枠にすら飛んでこないあたりがやはり昇格できないチームである。札幌は内容的に決してほめられた試合ではなかったが、追いつかれてもまた突き放せるそのメンタル面での強さは評価できる。

 前回書いた3つの課題についてもそれぞれ考えてみたい。
まずセットプレーの守備。この試合はあまりCKを取られなかったが、またもやFKで失点してしまった。ノーチャンスだったとはいえ、あのような位置でファールをしてはいけないし、今回の事に関して言えばアレのどこがファールだともいいたい。

2つ目、サイドからの攻撃が単調であること。こちらはあまり改善されたとはいえない。サイドから攻撃を仕掛けるチームはえてしてこの課題が出てくるが、もっといろんな仕掛けがあっていいと思うし、藤田が中に切れ込んだ時のようなドリブルももっと見たい。流動的になるべきである。

3つ目。ハイテンションな試合が続けられるか。石崎監督もこの部分は相当懸念しているようで、今回はシステムを変えて守備的に来た。しかし、今回の鳥栖のように、札幌に対して引いて守ってくるチームもJ2には多いと考えられる。そうすると単純な攻撃では得点が取れない可能性もあり、もっとセットプレーでの得点、ミドルシュートでの得点も増えていく必要があると思う。CKは2試合続けて10本以上獲得しているので、もっとCK、FKから得点したいところではある。そうすれば前に人数をかけなくてもある程度は勝っていけるだろう。
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月曜日の深夜に帰宅して、明日書こうと思っていたらいつのまにか土曜である、時の経つのは早すぎる。次の試合の前には書かなくてはいけない。気合入れて書くぞw

―ダイジェスト―
札幌には前日入りし、サポ仲間と焼き鳥を食い、地元サポにおごってもらい、バーに行って飲み、ホテルへ帰ったらもう朝の3時半ですよあなた。でもやっぱり札幌はいいなあ、なんて思った。東京じゃこうアットホームな空気にはならないだろう。

そんな夜更かしをしても、開幕の緊張と興奮もあるのか8時半には目覚め、朝飯を食べて友人と連絡を取り、ドームで落ち合うことにした。札幌は気持ちのよい晴れ、寒いけれども背筋の伸びる寒さ、ドニチカキップを購入し、地下鉄で出発。

ドームはすでにかなりの人数が並んでいた。到着した時には既にこんな感じ。
開場前
B自由席ならもう遅いところであるが、今回は友人(それも女性)と見ることもあって、SA席である。だから多少遅くてもいい席が取れるであろう。そうこうしているうちに友人もやってきて、それから開場。ドームのゲートを入ってすぐのところには、柴田と社長がいた。柴田はベンチ外ということが確定。がんばれ柴田。

席に付いた頃にスタメンがコンサドーレのメールサービスで送られてきた。気になる開幕スタメンはこんな感じ。
第1節スタメン

ほとんどFC東京戦のスタメンと同じ。右サイドバックが藤田ではなく西なのは、ある程度バランスを取りたかったからだと思う。チョウソンファン、ダニルソン、クライトン、キリノの4人がそろうという、練習試合ではほとんど見られなかった布陣ではあるので、連携の面で多少心配ではあるが、それよりも新チームとしてのワクワク感が勝る。

選手入場時に伊東たけしさんの素晴らしい生演奏、そしてゴール裏は北海道のコレオグラフィー。
(秒刊ロダからいただきました)

高揚感がスタジアムを包む。やっぱり週末はこの感覚がなくちゃ、だめだよねえ。
そしてキックオフ。

試合は序盤から札幌ペース。いきなりクライトンがボールを奪い取り、サイドに流れたキリノへスルーパス、キリノがクロスを上げて石井ちゃんが飛び込む!続けてクライトンのミドルシュート。これは惜しくもゴール上。その後も上里、クライトンを中心に、主に右サイドを起点としてガンガン攻め込む札幌。前から前からボールを奪い、ショートカウンターを仕掛け続ける。仙台は完全に防戦一方でまったくサッカーが出来ていない。スタジアムの雰囲気も完全に押せ押せムードとなるがゴールを割るまでには至らない。

 だが仙台もさすが去年の3位チーム。15分頃まではほとんど仙台のチャンスらしいチャンスというものはなかったが、徐々に札幌のプレッシャーに慣れてき始め、セットプレーからあわやの場面も作る。優也、コーナーで飛び出すときはボールを触れとwその後はお互い決定的なチャンスはなく、前半は結局0-0のスコアレス。結果として言えば、押せ押せの前半15分までに1点取れていなかったことがこの試合の結果を左右した。

 後半も札幌ペースが続く。岡本が切れ込んでシュートを放ったり、上里がミドルを狙ったりするものの、仙台GK林の前になかなかゴールを割れない。キリノへパスもでるのだが、仙台のエリゼウが体を張った守備でボールを触らせない。
 そうこうしているうちにカウンター一発で逆襲を食らって西がゴール前でファールしてしまい、このFKを仙台の菅井にスライディングでゴールへ押し込まれる。

 1点を追う札幌は直後にクライトンのFKから西嶋が頭で落とし、キリノが飛び込むが林がスーパーセーブ。途中交代の砂川、藤田がいい動きを見せるも、ゴール前では相も変わらずエリゼウと林の壁。この2人がいなければ…!長めのロスタイム5分、砂川がお家芸のシザーズからの切り替えし、中に早いクロスを入れるが、林ががっちりとセーブ。万事休すで試合終了。0-1の敗戦。コンサドーレにとっては終始押していたにもかかわらず、仙台の堅実な守備にやられてしまった試合だった。
負け…
スタッツはこちら

―採点(コンサ以外は目立った選手のみ。10段階評価で5.0が平均、0.5点ごと)―
先発
GK佐藤 5.5…飛び出しがよかった。セットプレーの守備は相変わらず…
DFチョウ 6.5…すばらしい出来だった。常に落ち着いており、視野も広く、懸念されたラフプレーもなし。
DF吉弘 5.5…チョウに引っ張られたか、堅実な守備を見せる。あまり目立たなかったが。
DF西 5.0…やはり右サイドバックは不慣れだと思った。だがこのポリバレント性は見事。もっと攻撃できれば。
DF西嶋 6.0…縦横無尽にピッチを駆けた。攻撃面でも存在感を発揮。
MFダニルソン 5.5…決してよくはなかった。だが、身体能力の高さは見せた。パスが出るタイミングが日本人とは明らかに違う。あとは連携。
MF上里 6.0…不遇の2年間で大きく成長したことを感じた。課題のフィジカルでも決して当たり負けすることなく、左足のパスの精度はすばらしい。
MFクライトン 6.5…コンサ側のMOM。やはりJ2では役者が違う。唯一何か言うことがあるとしたら、セットプレーの幅がほしい。
MF石井 5.5…トラップミスなどもあったが、動きはよかった。最初のチャンスが決まっていれば…
MF岡本 5.0…ボールにからむ回数が少なかった。ボールを持った時の期待感は大きく、良いドリブルシュートも見せた。
FWキリノ 5.5…初めてきちんと見たわけだが、爆発的な得点力はなさそうだが良い外人である。ボールキープ、守備、スピードといった条件を持ち合わせており、あとは周囲とどれだけうまく連携していくことができるかであろう。

途中交代
MF砂川 6.0…左サイドに移ってから特によかった。攻撃面全般を引っ張った。今後もいぶし銀の活躍をお願いします。
MF藤田 6.0…常に勝負勝負で見ていて気持ちが良かった。クロスの精度も問題なく、サイドバックとしての活躍が今後も期待される。
FW宮澤 5.0…正直、判断が遅かったといわざるを得ない。もっと自らの利点である高さを生かしてほしかった。


仙台MF菅井 6.0…ゴールした後文字通り「消えた」のが面白かった。
仙台DFエリゼウ 7.0…この試合のMOM。素晴らしい出来で札幌攻撃陣を封じ込めた。
仙台GK林 6.5…こんなにいいGKだったか?当たっていた。

―戦評―
 札幌というチームに惚れ直した。結果は残念ながらついてこなかったが、すばらしい試合を見せてくれた。特に前半までのサッカーはほぼ個人的には理想どおりのサッカーであった。(前から積極的にプレス→高い位置でボールを奪う→パスをすばやく回してサイドからの攻撃)

 僕はどうしても試合中に「あたりに行け!」とか「落ち着いていこうぜ!」などと叫びながら見てしまうのであるが(選手に聞こえていないのは当然である、ただ上から見ている以上、それほど間違ったことは叫んではいない筈である)、去年などは「あたりに行け!」と言った時でもまったくプレスに行かない状態が多く、それで簡単に突破されて失点するケースが目立った。
 この試合は「あたりに行け!」と言ったときにはもうプレスをかけはじめていたし、「逆サイ!」といったときには逆サイドにパスが出ているという具合で、個人的には非常にカタルシスを感じる試合であった。それはスタジアムの盛り上がりにも現れており、スタジアムが完全に一体となって「ワオワオ」楽しそうだった。娯楽なのだから、楽しくなければいけない。今後もこういう試合であり続けてほしいと思う。

 もちろん、いくら僕が気持ちよくても結果は出なかったわけだし、課題はたくさんある。主に3つ。1つはセットプレー時の守備。いくらなんでもドフリーで3回やられて、それが1失点につながったわけだから問題があると思う。もう少しタイトにするべきである。2つ目に攻撃が単調であること。サイドからのクロス、それも単純に上げるだけでは、常に効果的な攻撃になるとはいえないであろう。もちろん単純に上げてもよいのだが、工夫が必要な場面もあったはずだ。3つ目に、これは課題と言うよりは懸念だが、51試合このようなハイペースな試合が出来るとは思えないということだ。その時にどうなるのか。この日の仙台のような、あるいはおととしの三浦サッカーのような、ガッチリ守ってタテポンで1点とって勝つといったサッカーが出来るのかどうか。この3点に関しては、今後も注目していきたい。

 初戦、負けはしたが合格点を付けても良い。まだ50試合ある。次は得点と、結果を。


開幕、札幌ドーム、VSけさい。
無論前日入りで行くわけですが、何か問題でも?ないよね。
俺の乗る飛行機ちゃんと飛べ、いや飛んでください、それだけ。遅くなってもいいからさ。

やはり相手のことも少しは研究せねばなるまい。
まあ何と言っても怖いのは北チョン代表のリャンヨンギだな。こいつは怖い。実にいい選手である。なんでJ2でやってんのかわからん。セットプレーが蹴れて、パスうまくて、シュートも打てるという選手だ。こいつにフリーでいろいろやらせるようだとヤバいであろう。しっかり抑えたい。なるべくフリーにせず、ダニルソンあたりのすっぽんマークがいい。

あとは、新外人FWのソアレス。こいつは動画見たけど劣化ダヴィってやつだ。顔はフッキ似だが。劣化とは言っても、ドリブルがない分劣化ってだけで、ダヴィよりシュートはうまいやもしれん。フィジカルはあるし、一歩の歩幅もあるからスピードもなかなかなもんである。こいつはチョウソンファンに任せる。多少荒くぶっ飛ばしても構わん。向こうに頭突きさせたら勝ち。

関口や中島はボールが来なきゃ何かを出来ない選手だと思う。関口は自分でも少しはゲームメークが出来るので注意が必要だが。こいつらは単体ではそこまで怖いわけではないが、いいボールが出たときは怖い。一瞬のスピードと言うものを持ち合わせている選手たちである。こいつらを活かさないためにはリャンをつぶすに限る。リャンヨンギからいいボールが来なければ、力は半減であろう。

ディフェンスだと横浜FCから来たエリゼウ。もともとボランチなんだそうだが、炎のサイドバックもとい足し算が出来ない監督の都並さんがスカパーでべた褒めしておった。1対1に強いとのことで、キリノは要注意だと思う。ただボランチの性なのか、自分のゾーンを開けてボールに食いついていくことも多々あるそうで、エリゼウのいない守備陣を高速突破するのが一番かな。

あとは、どうなんでしょうね。林くらいか。林は1点取られるまではいいGKだから、早い時間に1点奪ってアタフタさせたいな。アタフタしだすとやめられない止まらないシャイニング林。しかし1点取られるまでは神セーブ連発の恐れもある。シュートはガンガン撃つに限る。

そんなとこか。明日はユニフォームがあるかどうか見てこよう。


どこのサポーターもいよいよやる気が湧き上がってる頃だと思う、開幕1週間前である。
スカパーでは特別番組をやっていた。



みうみう、お前と言う男は本当に…いいやつだなwwwww

まあ、それはともかく、前年度上から落ちてきたチームがそんな簡単に再昇格できるほど、J2は甘くない。そんなことはコンササポーターならみんな知ってる。

悲観する必要はない。今年の昇格候補筆頭であるセレッソや仙台にも負けない力を今年のコンサは持っていると思っている。

かといって楽観的になれるわけでもなく、他に昇格を争うであろうヴェルディや湘南、福岡や甲府も十分強いし、その下に位置するであろう鳥栖や横浜FC、草津、水戸なんかも決してあなどれない、むしろコンサはこのあたりのチームに意外と弱い。コンサにとって四国は鬼門だし、リーグでは初の対戦となる5チームもわからないだけに怖い。

まあ、でも札幌は昇格を争える戦力は持ってるはずだ。それは信じてる。
その力をいかんなく発揮できるかどうか。1試合2試合ではなく、継続して発揮できるかどうか。連敗しないかどうか。重要な節目になりそうな試合で「絶対に負けねえ」という強い気持ちを、選手も、監督も、コーチも、通訳も、フロントも、サポーターも、みんなが持つことが出来るか。同じ方向を向く努力を怠らないか。
昇格できるチームは、戦力以外のそういうところが揃っているから強い。
そういうチームになれるかどうかが全てだと思う。

サポーターの役目は、それぞれが考えの違いはあれども、同じ目標の方向に向く努力をすることと、そういう雰囲気を試合会場で、練習場で作り上げること。長くて苦しいシーズンがもうすぐ始まる。心一つに、「たたかう」準備をしたい。


昨日は沖縄でFC東京のプレシーズンマッチ。
スタメンはこんな感じ。



キリノ、クライトン、ダニルソンと新外人そろい踏み。これは初めてなのでどうなるかに注目。ソンファンだけは腰にやや不安があるとのことでお休み。まあ、ソンファンはラフプレーも多い選手だということなので、カードが出てお休みの場合を考えるにもちょうどいいかもしれない。

ちなみにFC東京のスタメンは
GK権田
DF徳永 佐原 茂庭 長友
MF今野 ブルーノ 羽生 梶山
FW赤嶺 近藤
SUB阿部 平松 金沢 鈴木達也 中村北斗 平山

ブルーノと今野という元札幌ドイスボランチというところが札幌的には見所。

試合自体を見たわけじゃないのでなんとも言いようがないが、テキスト実況によれば前半はかなり東京の右サイドから(つまり札幌の左サイド)を崩されたらしい。大伍と岡本じゃあやっぱり守備力が、とは思う。ただ、そうやって慣れていかないといけないし、それが目指すサッカーなのだから対応していかなきゃいけない。

FC東京は梶山が好調らしく、テキスト実況でも非常に「梶山」の字がなんども出てくる。前半に優也のミスから梶山に決められて、失点。またクリアミスとのこと。J2なら致命的なミスをしてもどうにかなるかもしれないが、J1じゃそれはダメだ、ということはわかってるはずだ。その辺は高い意識をもってやってもらわなきゃいけないし、やってほしいと思う。

前半の札幌は単発の攻めが多かったとのことで、いまひとつ「チャレンジして戦う」ことが出来ないまま前半終了。

後半は石さんからカツを入れられたのか、開始早々から押せ押せの展開。開始2分でダニルソンの強烈ロングシュートが炸裂して同点!やべっちでやってたの見たけど、アレは反則だwすごすぎるw

その後もFC東京に「ボール触れない」と言わせるくらいのポゼッションを見せたらしく、梶山がお役御免で交代していたのもあって完全に札幌ペース、そして12分に再びダニルソンの強烈な左足のFK。GK権田ははじいたものの、ガッツがたりなかったのか弾き飛ばされてゴール、逆転!

その後は両チーム選手を大幅に交代させていき、FC東京が終盤猛攻を仕掛けたものの、コンサお得意のロスタイム失点病も発病することなく2-1で勝利。ここまでJ1勢と4試合やって2勝1分1敗である、なぜ今年はJ1じゃないのだろうかw

良かったのはダニルソンがやはりフィットしてきたかもしれないこと、あとはDFがある程度は安定していること。大崩れしないというのはDFにとって大事なことだ。



心配なのは、エンジンのかかりが遅いことだろうか。前半に1点取られて、その後も前半終了まで盛り返すことができなかった点は不安だ。別に90分常に攻勢でなくてはいけないわけじゃないし、それは無理だけど、45分の中である程度攻めて攻められてがないと困る。攻められっぱなしじゃね。

あとは、やっぱりシュートが少ない。この試合のシュート数は6本、ダニルソンがうち3本を放っていて、キリノが1本、上里が1本、西嶋が1本ということになっている。クライトンはあんまりシュート打つ人じゃないから仕方ないけど、石井や岡本はもっと打っていってほしいし、交代で出てきた横野や宮澤も、ファーストチョイスがシュートだというくらい積極的に行ってほしい。ボランチに得点力があるのはいいことだけど、やっぱり前の選手が打って点を取っていくことがメインにはなるのだからね。

おそらく、この試合のスタメンがほとんどそのまま開幕のスタメンになるように思われる。ベンチ入りはJ2は5人だし、砂川や芳賀と言った選手が入ってくるだろうけれども。あとはソンファンがCBに入ってどうなるかとか、それくらい。09コンサの形が見えてきた、それが一番の収穫。