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小学生からサッカーを愛して今に至る。
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非常に長い間、更新を滞らせてしまいました。
この間に1回PCが壊れ、修理に出し、戻ってきたのがゴールデンウィーク中で、その間に試合が大量に進行しており、ちょっと萎えてしまったのでPCが戻ってきてから2週間は更新していないというのが正しいところです。

このサボった期間中の試合はおいおい書いていくとして、とりあえず直近の15節ホーム岐阜戦を書いておきたいと思います。

―ダイジェスト―
スポーツバーにて観戦。
ここまで8戦負けなしの札幌であるが、前節3-1という圧倒的有利な状態からあっというまに引き分けに持ち込まれるという非常に情けない戦いぶりをしてしまっている。ここで「格下」のFC岐阜相手にしっかりと勝ち星を取って、再び軌道に乗りたいところ。
そういう意味では勝つだけではなく、内容も問われる試合となる。FC岐阜としては前節岡山に4-0で快勝した流れを維持するための戦いである。

というわけで、札幌のスタメンは最近のベストメンバー、以下のとおり。


試合は序盤から地力に勝る札幌が押し込む、予想通りの展開。いきなりクライトン、キリノのホットラインからキリノがミドルシュート。その後もクライトンを中心に、両サイドからクロスを上げる展開、さらに後ろからダニルソンがミドルシュートを放つなど、完全に試合を支配する。しかし、FC岐阜のDF陣が深い守備位置を取っていたこともあって、なかなかゴールをこじ開けることが出来ずにいた。

一方の岐阜はチャンスらしいチャンスを作れない、といっても正確に言えば、自分たちで自滅していた。もちろん、札幌が圧倒的にボールを支配しており、それだけでもチャンスは限られていたのだが、さらに岐阜はビルドアップのパスや、ラストパスの前のパスあたりでのミスが非常に目立った。
例えばサイドを崩そうとするときのワンツーなどで技術的なミスをしてボールを札幌に取られ、カウンターを食らっていた。クロスまで行けば、あるいはシュートまで行けば、セットプレーなどのチャンスが得られるかもしれないのに、非常にもったいなかったと思う。

まあ、そんな岐阜の攻撃にも助けられていたものの、依然試合は0-0。この調子で試合が進んだら、なんとなくいやな予感がするなあ、とちょっと思い始めていた28分、試合が動いた。札幌がゴール左35mくらいの遠い位置でFKを獲得。クライトンが蹴ったボールは、ピンポイントで西嶋の頭へ、そしてゴール!GKと競り合いながら決めた西嶋もすばらしいが、クライトンのキック精度もすばらしい。嫌な感じを払拭する得点で札幌が先制。

その後はやや岐阜のボール保持率が上がるものの、依然岐阜はチャンスらしいチャンスなく、逆に37分、右サイドをオーバーラップした西嶋が少し中に切れ込んで左足でクロスを上げると、キリノが飛び込んでヘディング!しかしこれは惜しくもポストをはじいてゴールラインを割る。43分にはまたしてもクライトンからキリノへのホットラインでキリノがシュートするも、これもゴール上へ外れる。結局1-0で前半終了。

こうなると、課題は追加点と、失点をしないこと。特に前半は圧倒的な試合展開だったにもかかわらず、1点しか取れなかった。そして、今の札幌に1点を守りきるサッカーは出来ない。追加点を取りながら、守備が集中して0点に抑える必要があった。

しかし、その「追加点」という課題は後半開始直後にあっさり解決する。西嶋が右サイドでクライトンへスルーパス。クライトンがドリブルしてクロスを上げるも、それは逆サイドへ流れてしまう。ボールを拾った岡本は、得意のトリッキーなドリブルでペナルティーエリアに切れ込んで右足でシュートを放つと、ボールはポストの内側に当たってゴールへ吸い込まれた。2-0。
さらに58分にはクライトンからダニルソン、ダニルソンがクロスを上げてキリノがヘッドするも、これはゴール上へ外れる。

相変わらずボールを高い位置で奪い取れる札幌は、65分、上里とクライトンが挟み込んでボールを奪うと、クライトンが左サイドを疾走。同時に上里も右サイドを懸命に走る。クライトンからのため息の出るような美しいクロスに走りこんできた上里が不器用に右足であわせると、ボールはゴールに吸い込まれて、3-0。札幌が3点リードを奪う。

3点リードして気持ちが緩むのが札幌の悪い癖、しかしその悪い癖は直らない。直後、クライトンのパスをカットされ早いボール回しで中央を突破されるが、ギリギリでシュートをDFが防ぐ。73分にはゴール前でFKを与えてしまい、片桐がすばらしいシュートを放つも、ポストに救われる。
もちろん前がかりになっている岐阜の裏には大きなスペースがあり、これを快速FWキリノが見逃すはずがない。直後の74分にはクリアボールをそのままゴール前までもって行き、シュートを放つもゴール左へ外れる。

一方の岐阜も75分に札幌DFの連携ミスからボールをドリブルしたFW西川がシュートを放つも荒谷の守るゴールを割れない。78分、岡本に代わって入った砂川が前線にスルーパスを送るとキリノが快速を飛ばして再び突破するも、シュートを打つために切り返したところで相手DFが返って来てシュートは打てず。80分には砂川、上里とつないでクライトンがミドルシュートを放つが、これはゴール右へ外れる。ロスタイム、岐阜が片桐のFKからフリーでヘディングをあわせるものの、これはゴール左へそれ、結局3-0でそのまま試合終了。札幌は9戦負けなしで5位浮上した。

スタッツはこちら

―採点(コンサ以外は目立った選手のみ。10段階評価で5.0が平均、0.5点ごと)―
先発
GK荒谷 6.0…特に目立つほどのピンチはなかったが、終始安定してプレーしていた。
DF西嶋 7.0…得点のほかにも、よくチャンスに絡んでいた。守備でも決定的なチャンスを体を張って阻止するなど素晴らしかった。
DFチョウ 6.0…終始安定してプレーしていた。しっかりと相手のFWをつぶしていた。
DF吉弘 6.0…1度だけ荒谷との連携ミスがあったが、あとはまったく危なげなかった。
DF西 6.0…逆サイドの西嶋が目立っていたこともありそれほど目立たなかったが、時折良いオーバーラップからチャンスを作った。
MFダニルソン 6.5…当初とはまったく違う、すばらしいプレーをするようになった。中盤で相手をつぶしながら、自分も攻撃参加できる。
MF上里 6.5…最近疲れていたが、この試合ではそこそこの働きを見せた。ゴールで+0.5点。慣れない右足で頑張った。
MF藤田 5.5…体はキレていると思うし、実際スピードで相手をぶち抜く場面は見られるのだが、その先のクロスの精度が良くない。
MF岡本 7.0…2点目は素晴らしかった。今後もあのようなプレーを期待したいし、やってくれると思う。
MFクライトン 7.0…ここ数試合のクライトンはまさに無敵、と言ってもいい。3点目のアシストはネ申。
FWキリノ 5.5…動きは良かったし、たくさんシュートを打ったが、精度を欠いた。ただ連携は試合ごとにどんどんよくなっている。

控え
MF砂川 5.5…岡本に比べると攻撃面で大きな役割をしたとは言いがたい。無難にプレーした。
FW宮澤 -…出場時間が短く、採点できない。
FW上原 -…出場時間が短く、採点できない。


―戦評―
9戦負けなし、一時は16位まで落ちた順位も、5位まで浮上し、さらに上位の背中も見えてきた。
しかし結果だけ見ればパーフェクトなこのゲームも、まだまだ相手に救われているところはたくさんある。3点リードした後思いっきり守備がゆるくなるなど、内容はパーフェクトとは言いがたい。
ただ、結果は出始めているし、チームとしてどういうサッカーをするのかも再びしっかりと見えてきたと思う。あとは、技術的なところをもっともっと良くしていかなければならないし、この試合で出来たことを次に継続していかなければいけない。良かった試合は次に続けてこそ意味がある。
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